ベルギー対ロシア
土曜日
ユーロ2020予測の記事において、注目トーナメント外であるロシアチームに焦点を当てましたが、彼らは予選リーグ初戦でベルギーと対戦します。
本トーナメントのこの試合に関して、ベルギーへの批判が寄せられました。「赤い悪魔」と呼ばれるベルギー代表チームは、年長者の多いチームで、この先、多数の新しい選手を入れない限り、彼らがトーナメントに勝利できるのはユーロ2020が本当に最後のチャンスになると言われています。
さらに、ロシアはこのリーグ戦において本拠地であるというアドバンテージを持つため、これはロシア勢にとって大きなメリットとなるでしょう。
ギリシャ戦では、主力選手を除外したメンバーを出場させましたが、チェコ戦では全強度で対戦し、同点シュートを決めるまでに60分もかかりました。
中でも、急性鼻骨骨折および左眼窩骨折により療養中だったチームの最優秀選手であるケヴィン・デ・ブライネが注目すべき選手でしょう。
イングランド対クロアチア
日曜日
国際試合において、イングランドとクロアチアが対戦するのはこれが2度目で、ワールドカップの準決勝戦で、クロアチアがイングランドに勝利して以来の戦いです。
さらにすごいことに、どちらのチームも6試合で勝利を収めて、今回の試合に臨みます。
これまでの試合において戦ったオーストリアとポーランドは、最も手ごわい対戦相手で、ガレス・サウスゲート率いるイングランドチームは、それぞれの試合で何とか1得点ずつ決めて勝利することができた次第です。
一方、イングランドは、多くの問題を抱えながら、たくさんの大物選手のいるクロアチアと対戦することになります。
クロアチアチームは、ルカ・モドリッチのような主要選手が30歳を優に超えている一方で、マテオ・コヴァチッチやアンテ・レビッチなどの影響力のある選手もいるので、勝利の可能性が十分にあります。
この試合の勝利チームは、ほぼ間違いなくフランス、ドイツ、もしくはポルトガルのいずれかに決まることが予想されている「死の組」の2位チームとの悪夢の第2試合を戦うことになるので、このグループにおいてはモチベーション面での課題が生じることになります。
ガレス・サウスゲートは、以前ワールドカップのグループトーナメントにおいて、決勝戦への道を確実にするために、主力選手を除外したチームで予選を戦い抜いた選手です。
オランダ対ウクライナ
日曜日
このマッチは非常に残念な試合です。オランダの監督フランシスクス・デ・ブールはこのトーナメントの主要国の中で、最悪の監督だと評価も低く、さらに、最優秀選手フィルジル・ファン・ダイクの不参加もあり、結果として晒し者になる気がします。
近年、ブール監督率いるオランダチームは、そのやり方が二流といわれています。練習試合のスコットランド戦では、2点先制された後にやっと同点に追いついたほか、3月のワールドカップ予選においては、4-2でトルコに打ちのめされています。
一方、ウクライナは熟練した魅力的なチームで、トーナメント優勝候補であるポルトガルを含む予選グループで1位になりました。この試合は間違いなくユニットを分割する1区切りとなるはずで、私も確実に取材できるようにしたいと思います!